TOYONOBUROGU

ミニマリズムを科学する

★閲覧注意★考えないほうがいい哲学~物心二元論~

どーも、TOYOです。

僕は福岡に住んでいるのですが、最近台風18号がやってきました。雨も降りました。僕は思うのですが、「木」ってツンデレですよね?

TOYO
「木」ってツンデレですよね?
とよ
・・・

 

TOYO
だから、「木」ってツンデレですよね?

とよ
えっ、なんで?

TOYO
雨の日を考えてみてください

とよ
はい

TOYO
雨が降っているときは「木」は雨から守ってくれますよね

とよ
雨宿りですね

TOYO
でも、雨が止むと葉のしずくを落としてくるじゃないですか

とよ
ツンデレですね

みなさんは「木」ってツンデレだとは思いませんか?

 

 

さて、今回のテーマはこちら!!

 

物心二元論

 

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なんか難しそう…でも安心してください。物心二元論は実は略語です。

 

」と「」は「」つの別の次「」にあるという理「

 

だから、物心二元論というのです。では、具体的にどういう理論なのかくわしく見ていきましょう。

 

物心二元論って何ですか??

物心二元論とはそもそも何でしょうか?「物」と「心」が別の次元にあるということは、つまりは別々のものだということです。例として、「心臓」を見てみましょう。この記事を読んでくれている皆さんにいまから試してもらうことがあります。いきますよ。

 

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今から10秒数えます。

その間に、心臓を止めてみてください。

それではスタート。

 

1,2,3,4,5,6,7,8,9,10。

どうですか、止めることはできましたか。いま、この記事を読めているということは、心臓を止めることはできなかったということですね。

 

なぜ止めることができないのか?私の心臓はたしかに私のものですし、あなたの心臓はたしかにあなたのものです。そう、心臓は「物」なんです。そして、心臓を止めようとしたのはあなたの「心」です。でも、止めようと思って止めることができなかったということはどういうことでしょうか?

 

それは、「物」と「心」は別々のものだからです

 

これが物心二元論です。

 

とよ
手も「物」だよね

TOYO
うん

とよ
手は動かそうと思ったら動くんだけど…

TOYO
あっ…

 

物心二元論ってだれが考えたの??

この理論は誰が考えついたのでしょうか?それはルネ・デカルトです。

 

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ルネ・デカルト

 

名前ぐらいは聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。デカルトがやったことで有名なものとしては、

  • 我思う、故に我あり
  • x-y座標の発明

などがあります。

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x-y座標は別名デカルト座標ともいわれます。この座標がないと、僕たちは数学を学べませんよね。デカルトに感謝。座標を発明したぐらいなので、数学には抜群に長けていました。では、どのように物心二元論を思いついたのでしょうか。

 

物心二元論の求め方

では、デカルト物心二元論を思いつくにいたるまでを物語で追ってみましょう。

 

むかしむかし、ある町にデカルトというおじさんがいました。町の子どもたちは彼のことを「デカルトおじさん」と呼んでいました。

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ある日、デカルトおじさんは難しい数学の問題を解いていました。頭のいいデカルトおじさんは簡単にその問題を解いてしまいました。すると、勉強のしすぎで頭がおかしくなったのかデカルトおじさんはこんなことを考えます。

 

私が導いた答えは耳元で悪魔がささやいたのかもしれない

 

こうなると、デカルトおじさんはもう止まりません。いろんなことを疑いはじめます。

 

  • 私が生きている世界は誰かが描いた絵本の中かもしれない
  • 私の両親は実はイヌとネコかもしれない
  • 私のもっているペンはペンじゃないかもしれない
  • 私以外私じゃないかもしれない

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すべてを疑いつくしたデカルトおじさんはベットに寝ころびました。「よし、ぜんぶ疑ったぞ!疲れたなぁ~」デカルトおじさんは眠りにつこうとしました。しかし、あることに気づきます。

 

あれ?疑ったことを疑ったらどうなるんだろう?

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デカルトおじさんは疑うこと自体を疑ってみました。「よし、疑ったぞ!これで眠れる………ん?」ここで、あるおかしなことに気づいてしまいます。

 

「疑ったことを疑ったけど、また疑うことが生じちゃったよ…」

 

おかしいな、と思ったデカルトおじさんは念のためもう一度疑うこと自体を疑ってみました。「よし、これで大丈夫だろ!って、あれ?」デカルトおじさん、またまたどうしたのでしょうか?

 

「疑うことを疑うことを疑ったけど、そしたら、疑うことを疑うことを疑うことが生じちゃったよ…」

 

不気味に思ったデカルトおじさんは何度も疑います。

疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを・・・疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑うことを疑います。

しかし、これも上手くいきません。ここであることを思いつきます。

 

疑われる「物」と疑う「心」は違うものなのでは?

 

どういうことかというと、問題の答えや世界や両親は「物」であって疑えばそこで終わっていました。しかし、疑うという「心」を疑うと全く終わりません無限に続きます。そして、デカルトおじさんはある理論を導きました。

 

疑われる「物」と疑う「心」は「二」つの別々の次「元」にあるという理「論」

 

」「」「」「」「

 

こうして、物心二元論が生まれたとさ。めでたしめでたし。

 

 まとめ~物心二元論

いかがだったでしょうか。できるだけカンタンにシンプルに説明しました。ここで、僕のおススメの哲学書をご紹介します。

 

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